カバラホークスの2019年がスタートしました!今年のカバラホークスはまさに「チャレンジャー」と言う言葉がぴったりなチームとなることでしょう。
今年の最上級生である新6年生には優勝経験をしたことがあるメンバーは1人もいません。しかも、今までの大会での上位入賞実績もありません。部員数も5名と人数が揃っているわけではありません。無い無い尽くしのチームであることは間違いありません、現時点では・・・です。そう、あくまでも現時点での話です。
先輩から受け継いだ成功体験を信じて突き進め!
2019年のスタート時点において、まさに下からはい上がるしかないカバラホークスAチーム。でも、私たちには支えがあります、私たちは決して忘れられない、心の支えがあります。その支えがあるから、決して諦めません!
覚えていますでしょうか?2年前に起こったあの奇跡を!当時6年生(現中学1年生)だった彼らが成し遂げたあの成功体験を、いままさにここで、あの成功体験を信じて今年の世代も奇跡を起こそうではないでしょうか!
2年前のカバラ、そういまと同じように、低学年時代からなかなか勝てなかったチーム、そして人数が揃っていないチーム、それが2年前のカバラAチーム。2年前のキセキ、そう2年前の6年生の人数も今年と変わらない状況だったのに関わらず、たった1年間で5度の優勝、そして念願だった都大会出場を決めるなど、大躍進した先輩たちがいたことを、いまでも鮮明に覚えています。
1年間の前半は5年生が大活躍、後半戦は6年生が大躍進したという、2学年の成長軸がうまく噛み合ったことによって最高の結果を残した年でもあったのです。
まずは5年生が主体性を持って行動して、6年生に遠慮することなくレギュラーの座を次々に獲得して行ったのです。なかなか活躍できなかった6年生はそれでも諦めなかった。小さな体を大きくしてやろうと、涙を流しながら大きなおにぎりを食べていたあの姿を思い出すと、今でも心が熱くなってきます。
監督はそんな6年生を決して見放すことはなく、彼らを信じて試合で使い続けてくれたおかげで徐々に6年生が活躍するシーンが増えていったのです。6年生は5年生と切磋琢磨して、何事も少しずつでも良いので5年生よりも努力を積み重ねて行った彼ら。諦めずに努力した結果、最後は「頑張ってきて本当に良かった」と誰もが思うほどの素晴らしい体験ができたのです。
6年生コーチ陣よ、決して諦めないでください!
なかなか結果が残せない、期待通りのプレーだけでなく、野球への取り組み方も中途半端。指導者たちはそんな悩みをもっていらっしゃるかもしれません。だからこそ、2年前に学んだ心の支えを大事にして行ってほしいです。
2年前の6年生の指導者だったコーチの言葉を贈ります。
「6人しかいなかった6年生、練習も6人でしかできない日もあったし、子供たちのモチベーションを上げるためにどうすれば良いのか本当に悩み苦しんだけど、こうやって最後はいい思いをさせてもらえるんだから、諦めずにやることって本当に大事なんだね」
「人数が揃っていなくても5回も優勝できたんだぞ!だから、諦めないでやり遂げようよ、きっと最後は良い思いをすることができるはずだから…」
6年生コーチ陣だけでなく、今年はカバラホークスAチームでともに頑張っている5年生のコーチ陣にもエールを送ります。
「いまは5年生がとことんチームを引っ張っていってください。どんどん5年生がレギュラーになってください。そのうち、わかります、6年生の底力が。最後は、大事な場面で6年生が5年生を助けていく試合が多くなります。6年生の意地の姿が、5年生をもっともっと育ててくれることでしょう。」
今年のカバラAチームはチャレンジャー精神全開で挑んでくれることでしょうから、どうぞ期待してやってください!