高学年になったら勝てる野球を目指しているので、3年生以下は打てなくても空振りだっていい、とっても大事なのは学童野球の集大成で伸びる選手育成をすること、
だから、思いっきり振ってこい、三振上等!
指導者はこのような思いを持ち、選手たちをベンチから送り出してあげるのがカバラ流。何かのきっかけで、大人が子供の背中を押してあげることで、子供達は飛躍することができます。
大丈夫、ゴールデンエイジと呼ばれる4年生以降には、自分が思ったように体を動かせるようになる時期がくるから。だから、4年生になるまでのプレゴールデンエイジと呼ばれる3年生以下は空振り三振でもおおいに結構。
空振り三振から学ぶこと
もちろん、打たなきゃだめよ、打ってこい!三振じゃ負けちゃう!空振り三振おおいに結構というのはすごくネガティブな表現かもしれません、実際にそうかもしれません。
でも、バッターボックスで力強く振れる度胸を学びながらバットに当てていく楽しさを知ってほしい。そして、悔しさからたくさんのことを学んでほしい。
なぜなら、低学年の子供達の多くはチームが負けるより自分が活躍できないほうを悔しがります。特に空振り三振した方が悔しさは倍増するので、このような想いを大事にする情操教育を通じて子供達を育てます、だから空振り三振は大いに結構!
打ちたいという想いが強いバッターをどんどん育成していこうではないでしょうか!
ほら、思い出してごらん、去年まで君たちと一緒に戦った4年生のみんなのことを。彼らも3年生以下の時は打てず空振り三振ばかりだった先輩たちはいまや、足立区4年生ナンバーワンに輝き、マクドナルドジュニアトーナメントの都大会に出場するまでに成長したことを。
4年生以降に訪れるゴールデンエイジと呼ばれる時期で君たちは飛躍できると信じて、私たちはちびっ子野球選手を育てています。
6年生になったら輝けばそれで良い!
そんな3年生以下が挑んだ初めてのトーナメント戦、2つの大会はあえなく終戦となりました。
低学年の試合、特に3年生以下の試合では、相手ピッチャーが速球だったりコントロールが良い場合は、あえてバントばかりやらせて相手守備のミスを狙う"バント攻撃"の作戦をすれば勝てる確率は高くなります。
ただ、子供達に聞きたい、バントばっかりやって野球は楽しい?
ちびっ子たちよ、バントを決めて試合に勝てて心の底から楽しいと思っているのかな…
選手育成を第一に考えるならば、3年生以下の選手たちにはチーム勝利至上主義よりも、プレゴールデンエイジの時期は彼らの想いを強くさせる育成方法の方が高学年になったら野球レベルは上がるとカバラは信じてます。
自己犠牲によるチームワークで勝利する、バントをする作戦で勝てるといった野球の楽しさを知るのは、運動神経が良くなり、様々な野球技術を体現できるゴールデンエイジになってからで良いのかなと、カバラは考えております。