カバラが一体となれた日~後輩からのエール

 

『ジャビットカップチャンピオン大会2018』の準決勝。この試合に負けて悔しい思いをした日となったのはもちろんですが、6年生にとっては可愛い後輩たちから応援された思い出の日ともなったのも事実。

 

応援隊のみんな、遠くまでよく来てくれたね。球場内にちゃんと列を作って登場してきたちびっ子軍団。君たちの登場には6年生はもちろん、大人たちもほっこり。みんなお揃いのカバティー(カバラの青いシャツ)を着て、応援の身だしなみもしっかり揃えてきたところが、とってもかっこよかったよ!

 

 

このブログで以前に紹介しましたが、可愛い後輩たちはカバラのパワースポット的な存在なんです。彼らを見ているだけでも力が出てくる、もやもや感もすべて消し去ってくれる、そして私たちを熱くしてくれる、それが君たち、まさにカバラのパワースポット!

 

彼らが応援しに来てくれたんだから、先輩たちが燃えないわけがないでしょ。

 

可愛らしい後輩たちと出会えた瞬間の6年生の嬉しい笑顔が今でも忘れられません。試合前の緊張した雰囲気が漂う中でみせた、ほっこりした彼らの笑顔がね。

 

「応援する/応援される」という立場に立って

 

上の世代でも野球を続ける彼らには必ず「応援する/応援される」という立場から野球に接するときが必ずやってきます。だからこそ、「応援する/応援される」という両方の立場になったときに気づいたことを大事にしながら、野球への取り組み方を学んで欲しいとカバラは願っています。

 

今回の応援で、応援し続けるということは自分も頑張り続けることと同じくらい大変だと、ちびっ子たち諸君も分かったことでしょう。

 

最初のうちは全員応援だったはずが、回が進むにつれて、1年生や2年生が他の遊びに夢中になって応援しなくなり、3年生も4年生も大人が「ほら、盛り上げて!」と声掛けしないと応援することも忘れてしまう。5年生はもっと声を出してほしいし、6年生女子部員達(ロクジョ)は集中力の途切れた1年生の面倒をみなくてはならず、なかなか応援に集中できなかったし。

 

応援するってことは本当に大変なことだってことを、彼らが気づいてくれればいいなぁ。だからこそ、大人たちは応援するちびっ子たちを見守り続け、ときには「ほら、ちゃんとやろう」と応援するちびっ子たちを応援してあげるのも大人のひとつの役割なんでしょうね。

 

 

でも、カバラがチャンスを迎えると、みんな一斉に声を出して応援していましたね。

 

ロクジョが先頭に立って応援、その後に5年生以下の応援が続く。カバラのチャンスは意外と多くきたこともあって、団長であるロクジョや4年生の意識が高い子たちが応援疲れをするときには、決まって2年生の意識高すぎ女子部員が先頭に立って歌い始める。うん、なんて素敵な応援なんでしょう、本当にありがとう!

 

そのような応援の思いは6年生に届いたからこそ、6年生は何度もチャンスを作り上げ、必死で1点を取りに行こうという強い気持ちを発揮することができたと思います。

 

なんたって応援してもらった感謝の気持ちは“力”に変わるんですから。

 

さあ、後輩諸君、次は君たちの番だ!

 

この日の天気は雨予報。試合後の帰りみちでは雷雨に見舞われました。6年生とその保護者達は車で移動だったので、帰りの高速道路は滞水危険の警告がされるほどの豪雨に見舞われましたが、そんなときでも6年生の保護者達は応援に来てくれた子供たちや引率の大人たちのことをずっと心配していました。

 

「応援隊、大丈夫かしら…」

 

実は応援隊は、バス・電車・徒歩という手段を用いて1時間30分以上もかけて稲城市のジャイアンツ球場まで応援しに来てくれたんです。足立区から遠い場所まで、応援に来てくれたことが本当にうれしくてうれしくて、ちびっ子たちも大変ですが、それを引率してきた大人たちはさぞかし大変だったことでしょう、そのことを考えると、ただただ本当に感謝です。

 

その応援隊を襲った帰りの豪雨、「どしゃぶりの中でバス停で待っているのかしら」「無事に着いたのだろうか」…車中ではそんな会話がずっとされていました。翌日、幸運なことに豪雨に邪魔されずにスムーズに帰れたとの報告を受けて、ほっとひと安心。

 

遠くまで応援しにきてくれたこと、一生懸命に応援してくれたことを決して忘れてはいけませんよ6年生諸君。応援してくれた方々への感謝の気持ちを持ち続けること、これは約束です。

 

 

最後に一言言わせてください!

 

ちびっ子軍団が球場から帰る間際、4年生のキャプテンに「応援してくれてありがとうな」と言うと「はい!」と元気な返事が返ってきました。そして、握手を交わしたのですが、久しぶりにあったそのキャプテンの手が大きくなっていたし、頼もしくなったその姿に、彼が率いるチームならばきっとここの場所に戻ってくることができるだろうと、そのとき強く実感しました。

 

6年生の悔しさを直接みて感じた後輩たちよ、先輩たちが成し遂げなかった夢の舞台への挑戦は君たちに引き継ぎます!君たちならばきっと成し遂げられるだろうと信じて!

 

まずはこの秋、

 

4年生はジュニアトーナメント、勝ち進んで!6年生が大声援して力を与えるからね。

 

3年生以下は竹の子やジュニアスマイル勝ち進んで!6年生が君たちについてあげて勇気をあげるからね。