ジャビットカップ足立予選大会 喪失感を克服!都大会ベスト8同士の対決を制する!

 

子供達はどうやって喪失感を克服して行くのでしょうか。野球の神様から与えられたこの試練への向き合い方によっては、超速でレベルアップできるかもしれない、そんな希望を持って6年生の小さな一歩がいままさに踏み出されました…

 

全日本都大会敗退により、あと一歩のところで全国大会を逃したことによる半端ない喪失感がカバラを襲った先週、特に子供達の気持ちが折れかけたんじゃないか?大人たちはそんな心配を持ち続けた1週間が過ぎました。敗戦から初めての練習となった土曜日は、みんなの心を反映してか、この日は雨模様。

 

 

天気同様に気持ちもどんより、きっと湿ったバッティングなんだろうなと誰もが予想していたのですが、「あれ?悪くない」「予想よりもいいなあ」といった選手たちのバッティングに、大人たちは安心感とともに頼もしさを感じたほどです。

 

保護者同士であの日からの1週間の子供たちの様子を話しても「いや、子供には悲壮感なく、いつも通りの1週間過ごしていたよ。」といった感じに、なんか身構えているのは大人たちだけ?供達は妙に落ち着いているし、とっても冷静なんです。

 

いまからでも都大会に行けるほどの子供たちの状態、もちろん全国大会を逃したという喪失感と戦っているのは確かです。土曜日の練習中、カバラ敗退後の全日本都大会の結果を伝えたときのみんなの表情…半端ない未練タラタラ感が伝わってくるのが、その証拠。

 

 

いまそこにある負けられない戦い

それでも、彼らは必死に前を向いて、目の前にある戦いに集中しているその姿を見ていると、やはり都大会の経験がみんなを育ててくれたのでしょう。ならば、日曜日に控えている大事な1戦、行ける!彼らならやってくれるじゃないか!

 

そう、そこにある大事な1戦、決して負けられない戦いが翌日の日曜日に待ち構えている、ジュニアスポーツ大会(ジャビットカップ足立予選)の準々決勝、ジュニアヤンガース戦です。

 

日曜日の朝も雨が降っていましたが、室内練習により、しっかりと戦う準備をする選手たちには本当に頼もしさを感じます。

都大会の緊張感を持ち続けている子供達

 

雰囲気はもう、都大会レベルと言っても過言ではないでしょう。両チームからは沢山の応援がかけつけておりますし、バックネット裏だけでなく、外野フェンスの向こうにもギャラリーの姿も見えました。

 

なぜなら、この両チーム、ともに全日本都大会のベスト8チームですからね!足立区代表で出場したこの2チームは、東京都1300チームの8チームに残る快挙を達成したのです。

 

結果的にはどちらも悔しい思いをしているチーム同士ですが、いつまでも悲しみに浸っているわけにはいけません。ジャビットカップという新たなる都大会につながる試合ということもあって、府中の全日本都大会と同じ雰囲気を漂わせるあたりは、さすが東京都ベスト8に入ったチーム、貫禄十分です!

 

試合前、「絶対に勝て!」という監督陣からの気合いに、冷静な彼らは静かなる闘志を燃やしてました。大事な試合だというのに、プレッシャーに負けている選手は誰一人おらず、どっしりと構えて準備を整えていく彼らをみると、都大会で相当鍛えられたことを改めて実感しました。

 

さて、結果的には土曜日の練習で見せた彼らの成果通り、都大会を経て更にパワーアップした打線がこの試合でも思う存分発揮できたことにより、勝利を収めることができました。

 

ジュニアヤンガースさんとはこれからも数多くの大会で必ず対決することになりそうな予感。これからもお互い切磋琢磨しながら、レベルをどんどん上げていきましょう!