全国大会を本気で目指すチームが集まる大会『第16回 東日本少年野球交流大会』に参加させていただきました。参加できるだけでもとっても名誉なこと、大会主催者の皆様、お声をおかけ頂きまして本当にありがとうございました!そして、このようなすごい大会に出られたのも、いつも沢山のチームと交流を深めて頂いている総監のおかげです、ありがとうございました!
この大会のことを誰でも分かりやすく説明するとするならば、「全国大会の雰囲気を味わえる大会」といっても過言ではないでしょう。
出場32チーム中5チームは昨年の全国大会出場を果たしたチームです。しかもカバラのように過去に全国大会出場経験実績があるチームを含めると、出場チームの半分は全国大会を経験したことがある、名実ともに学童野球の強豪チームが集まる大会、こんなすごい大会は他にないのでは!?今回カバラは初参加ですが、本当に光栄なことです。子供も大人もみんな楽しみにしていた大会、それが「第16回 東日本少年野球交流大会」なんです。
新人戦関東王者の行進で感じたもの
次に、この大会の開会式でのお話ですが、この大会での選手行進は見ているものを魅了する行進ばかりで、行進によってチーム力の高さを堂々とお披露目してくれる選手たちの姿を見ていると、開会式から既に全国大会の雰囲気を味わえるなんて、とっても感動!
特に、昨年の新人戦関東王者となった茎崎ファイターズさんの選手行進は見事なものでした、思わず見とれちゃいました。この大会の目標として、是が非でも勝ち進んで茎崎ファイターズさんと試合をしたいという気持ちでやってきましたが、彼らの行進を見られただけでも来た甲斐があったと思うほどの素晴らしい行進でした。
「選抜チーム」との戦いで得たもの
この大会の特徴としては、「選抜チーム」も数多く参加している点です。選抜チームとはこの時期に東京ではなかなか対戦できませんからね、そんな選抜チームと幸運にも対戦することができました!
対戦相手の選抜チーム『南長野少年野球』さん、みんな身体が大きく、肩も強く足も速い。相当高いレベルの選考基準をクリアした選手たちが集まるチームでした。第一印象はズバリ中学生レベル?
そんな個人レベルの高い南長野少年野球さんとの対戦。結果的には残念ながら負けましたが、カバラが今後対戦するであろう超強豪チームに勝つためにはどうすれば良いのかが分かっただけでも、選手たちに大きな自信をつけさせることができたのではと強く思っております。
今回の戦いでは、対戦したチームよりも戦いを楽しむ、みんなで盛り上がる、最後まで諦めずに集中するといったことができたワケは、急造チームで戦った去年の新人戦都大会からナガセまでに至るまでは未完成だったチームワーク力が徐々に完成してきたなと、そんな期待ができる戦い振りだったためです。
カバラ先発ピッチャー、彼は最近メキメキと力をつけ始めてきており、ピッチングに自信をつけてきた選手です。しかし、圧倒的なレベル力の高いバッター陣の前に冷静さを失い、自分の持ち味を出せず、フォアボールを連発、ストライクカウントをとりにいった投げた甘めのボールを持っていかれるという、典型的な失投を繰り返し2回までに6失点…
カバラ打線も相手ピッチャーの速球を打ち崩せず、4回2アウトまでノーヒットという状況…
このような典型的な負けパターンとなった試合でしたが、ここからがカバラらしさ全開。
6点というビハインドの状況下、2回から代わった2番手、3番手のピッチャー陣は見事に相手打線をノーヒットに抑えることができました。緩急や勢いのある速球は見事なものでした。
打線も4回ツーアウトまでノーヒットでしたが、主軸が2打席目からしっかりと修正してアジャスト、連打により1点、5回も強打によりヒット、6回もチャンスを作りタイムリーヒットと、ピッチャー陣の頑張りに応えた打線も、しっかりと試合を作っていくことができました。
試合中盤からはチームワーク力を発揮してカバラに流れを持ってこれたのは、仮想全国大会に主眼を置く高い目標下で、レベルの高いチームと対戦したときに自分たちの力を思う存分に発揮するためにはどうすれば良いのか、今回の戦いのおかげでみんながイメージできるようになったのは大きな成果ではないかと思います。
もっと勝ち進んで、もっと全国大会の雰囲気を味わっていたかったのですが・・・さて、そこは切り替えマスト状態!なぜなら、全国大会の戦いが幕が切って落とされるから。
さあ、いよいよ全日本足立予選開幕です!!!