「第15回 京葉首都圏江戸川大会」で優勝することができました!
応援いただきましてありがとうござました。そして選手諸君、本当におめでとう!この大会は必ず優勝しなければならないという死守目標を掲げて乗り込んだ大会だったね、それを見事に達成した君らを誇りに思います。
この死守目標が掲げられた背景には、長い間、「カバラらしさ」を見失っていたため。昨秋の新人戦都大会敗退から続く嫌なムードを断ち切ることがどれだけ困難だったか・・・その打開策として、チーム内の競争を激化させ、選手達が自ら考えて行動する仕組みを作り、そして乗り込んだこの大会の死守目標「優勝」を達成できたことで、彼らには大きな自信となったことは間違いないでしょう。
この目標達成によって、一言では言い表せない「カバラらしさ」を取り戻すきっかけとなってくれると願っています!
ただ、課題もあります。いかにも決勝戦らしい試合をしたのは、君たちが雰囲気にのまれてしまっているため。プレッシャーを感じすぎている結果、いつもの実力を発揮できないことになっていることを気づかされた試合でした。監督からは今後の宿題も言い渡されたカバラナイン、さあ、次に向けて気持ちを引きしめていこう、
「勝って兜の緒を締めよ!」
盟友 山野レッドイーグルスさんから学ぶこと
決勝戦の相手は山野レッドイーグルスさん。新6年生メンバーにとっては2回目の対戦です。1回目はおととしの秋、君たちがまだ4年生だった秋に行われたスーパーリーグ決勝トーナメント戦の準決勝で対戦しており、同じ大会の閉会式に一緒にでられたのも今回で2回目です。
山野さんの選手は本当に礼儀正しく素直でかわいい子達ばかりだなぁと思ったエピソードをご紹介します。
一昨年の秋のスーパーリーグ閉会式でカバラが帽子投げしていた光景を見ていて「やりたいなぁ」とつぶやいていた子がいたので、「やったっていいじゃん」と言ってあげたら、満面な笑顔で「じゃあ、やりたい!」と応えてくれたあの子が、今大会の決勝戦で特大2塁打を放った子でした。
昨年秋の23区大会の高学年の部、次の試合のため待機していた山野さん選手数人とカバラの試合を一緒に観戦したこともありましたね。そのとき「俺ならこうするな」と観戦中でもしっかりと野球勉強していた山野さんがとっても印象的でした。
そして今大会、試合前ノックでカバラ選手が元気あふれるプレーをしたら、山野さんみんなで笑顔で拍手してくれました。決勝戦の大舞台で、しかも試合前だというのに、素晴らしいおもてなし!対戦相手を敬う教育が徹底されてる証拠ですね。試合前から清々しい気持ちにしていただいた山野さんの選手含め指導者の方々にお礼申し上げます!
そして、試合が終わったらノーサイド。閉会式後にチーム関係なくみんな仲良くしていたのも何かの縁、今度は都大会の閉会式で会えることを願ってみたくなる気持ちにさせてくれる山野さん、これからもどうぞよろしくお願いします!