初めてフライを捕ったことを覚えているかな?親からすれば、子供が初めてフライを捕ったときなんて野球記念日になるほど、盛大にお祝いしたくなるほど、ホントうれしい出来事なんです。
先週のカバラ、初めてのフライを捕った部員が誕生しました!おめでとうございます!
その子は“新1年生”、つまり、現在は年長さんです!実はカバラの年長さん、現在3人が頑張っていますが、そのうち2人は既にフライを捕る強者!!!ところがもう1人はフライをなかなか捕ることができないでいました。そのことを知った監督は、絶対に今日フライを捕らせるぞと決意しました。
「ちょっと待って、え?年長さんはフライを捕れないのがアタリマエ?」
確かに年長さんにとっては難しいことでしょうが、捕れないなんてそれは大人が勝手に想像してしまっていることかもしれませんよ。決めつけてしまっては子供がかわいそう。
テレビ番組『奇跡のレッスン 世界の最強コーチと子供たち』でのオープニングでも語られている言葉をご紹介します。
「背中を押してあげれば飛躍できる子供たちがいる」
「大人には何ができるか?」
低学年から闘魂注入いただきました!
監督は決してあきらめませんでした、なぜなら、何度もくじけますが、立ち続ける小さな選手がそこにいたからです。200球ぐらいですかね、とうとう捕りましたよ。
まぁ、監督のノック技術が優れているからかもしれませんが、構えたグローブめがけて打ち込んであげるのですが・・・何度もグローブに当たりますが、”パクリッ”とボールをつかむことができなかったのです。
そしてとうとうやってきました。奇跡なんでしょうか、そのボールは小さな小さなグローブのほんの隙間のところに”パクリッ”と入ってくれましたよヾ(。>v<。)ノ゙
その瞬間、他の部員たちも大人たちもみんな大喜び、拍手でそのちびっこ選手を迎えてあげました。捕れた嬉しさなのか驚きなのか、ちびっこ選手はいつまでも泣いていました(。>д<。)
額にはボールがかすっただけでしょうが赤くなっていましたので、冷えピタ貼って、泣いて体は冷え込んでいたので、大人たちに大事に大事に扱われていました。
その年長さんは監督から闘魂注入してもらったのでしょうが、いや、これは逆ですね、私たちが彼から闘魂注入してもらったんです。私は新6年生がナガセ初戦敗退をしてしまったショックをひきずったまま、ちびっこ達の練習に参加していた矢先、ホントありがたい、気持ちが上振れするほど、元気を頂きました!
あっ、監督、こういうのは、新6年生がいる前でやってほしかった・・・きっと新6年生もこのちびっ子選手から闘魂注入されたはずでしたねヾ(⌒▽⌒)