雪の影響で週末の練習試合2試合が中止になり、今年初めての土日連続の練習漬けとなりました。1月に入り毎週のように試合が組まれ、毎週のようにワクワクドキドキ感を体験してきた子供達や大人たちの落胆する姿を背に、監督陣は基礎体力向上メニューを始め、試合でできなかったケースを想定した課題メニューをしっかりと準備してくれたおかげで、この週末は充実したワイワイヘトヘト感を体験することができました。
ワイワイは子供達で、ヘトヘトは大人達です。
そう、大人がヘトヘトです。
実はグランドには雪が積もっているのですが、地面に張り付いた氷が最大の敵だった今週末。氷との格闘によって大人達はもうヘトヘト。
コンクリートに張り付いた氷は頑張れば取り除くことは可能ですが、土に張り付いた氷は、もうそれはそれは、いくら砕いても砕いてもなかなか取り除くことはできません。様々な道具を用いて、氷土との戦いを繰り広げていました。
この戦いによって、多くの大人達の握力は失われ、翌日以降に繰り越される筋肉痛を負うことに。私もその日は箸を持つことだけでも「よいしょ!」と気合を入れてからじゃないと、箸を使おうという勇気が湧いてこないほどでした。
まぁこのような副作用をもたらしたとはいえ、今回の雪かきは単なる雪かきではありませんでした。
大人たちの一致団結力が試された
大人達は朝一番に雪や氷などによってグランドの一部が使えない状況を察し、誰からの指示を受けているわけではなく、強制的ではなく自発的にグランド整備を行い、いつの間にか分業体制を確立して、その人数は徐々に増えていき、最後にはお母さん達も一緒に整備を行い、カバラ大人総出の雪かきへと発展していきました。
大事なのは子供達が精一杯野球ができる環境を整えてあげるために、いまなにができるかをみんなで考え、すぐに行動できたことです。
前回のブログでも書きましたが、全国大会へ出場するための土台作りとして、大人達のサポート体制を強化している話を書きましたが、この体制強化策が早速発揮されたと思ってます。このカバラ大人陣の一致団結力がもたらす効果はきっと大きなものとなると信じています。
そして、こういう姿は子供達に見せてあげるべきだと思います。大人達が子供達のために努力する姿を見せる、子供達はそこから学び、感じてくれるはず。これもすべて子供たちの育成施策であると、カバラ大人陣はみんな知っています。
私もカバラに初めてきたときのことを思い出すと、まず最初に感じたのは、大人たちが子供達のためになることがあれば積極的に行動をする習慣が根付いているチームなんだなと。みんなで全員野球というカバラ諸先輩達が築きあげてくれたこの文化を、今後も大事にしていきたいと思います。