カバラではお茶当番制を導入しています。他チームの話ですが最近、お茶当番制を廃止したといった話を聞きますが、カバラが当番制をつづけているには理由があります。それは子供達が精一杯野球ができる環境を作って行きたいためです。
やはり夏の高温や冬の寒波、突然の雷雨や豪雨が来るかもしれない中で、保護者としては子供達の健康を見守ってあげたいということを第一に考えますよね。また、カバラでは子供達の育成を目的に対外試合を積極的に増やしていますが、暑さや寒さの中で頑張っている審判団へのお茶出しも欠かせないためです。
このような環境の中で当番制を廃止してしまうことによって、グラウンドにいる監督やコーチ陣のみで野球指導をしながら子供達1人ひとりの体調をみたり、お茶出しを担うのはさすがに大変だと思います。
特に、予測を超える気象条件に見舞われることが多くなった昨今では、当番制を無くすことへの疑問が聞こえ始めて来たのは確かにあります。当番制を廃止したチームでもやはり夏場や冬場でも親がグラウンドで見守ってお茶出ししている風景も見受けられるため、きっと完全に廃止するには難しい状況があるのでしょう。
欠かせないものであるならば、曖昧にさせず、1人にだけに負担をかけさせないためにも、チーム全員で担当するお茶当番制を導入したほうが良いのではとカバラは考えております。
「カバラドリンクバー」設置による効果
カバラのお茶当番は、ほとんどの場合、1人当たり月に1回、多くて2回の当番制になっております。しかし、もっともっと効率的な当番制を実現させるために様々な工夫を施し、思考錯誤しながら時代にあった保護者の関わり方を常に模索しつづけています。
そんな中、導入されたのが「カバラドリンクバー」。監督コーチ陣へのお茶出しはセルフサービスでお願いします!という考え方で始まったものですが、好きな時にコーヒーやお茶を飲めるので、監督コーチ陣からも大変好評です。
お茶当番係はドリンクバーを設置したら、あとは補充のみですので、交代しながら用事を済ましたり、仲間たちとお茶会しながら子供たちを温かく見守ることができますね。ちなみに、ドリンクバーには監督コーチ陣の名前が書かれたマイカップが設置されてますので、使った本人がコップを洗う仕組み作りも自然にできていました。このドリンクバーによって当番の方の負担が軽減されたのは事実です。
子供達も寒い中、休憩中に白湯を飲んだり、お湯をペットボトルに入れて手を温めあったり、自分たちで考えながら健康管理させるようにしています。
働き方革命や社会進出によって忙しくなったお母さん達、週末は子どもたちの野球で癒されてほしい、ドキドキワクワク感で目いっぱい楽しんでもらうことで、次の日のための英気を養って欲しいと、カバラは願っています。そのためにも、しっかりと体制を整えた当番制を導入することで、時代にあった関わり方を模索しながら、保護者の役割を今後も考えていきたいと思います!