足立選手権の準決勝に見事勝利して決勝戦に進出することができました!
それは決して負けられない戦い、対戦相手は春の全日本足立予選で勝つことが出来なかったチームということもあって、何が何でも勝たせてあげたかった。
1年間を締めくる大会でリベンジできたことで、6年生には中学生での野球生活に挑むうえで大事な支えとなるであろう自信と勇気をつけさせてあげられたのではないでしょうか。私たち大人から君たちへの最高の贈り物となったことは間違いありません。
でもこの日、6年生の君たちからも最高の贈り物を私たちは受け取とりました。
それは君たち6年生の底力をみせつけてくれたこと。残り1ヶ月で卒部するこの時期に私たちに見せつけてくれた底力、大人の私たちにはそれがなによりも嬉しいことでした。
監督がやりたかった野球
『6年生がチームを引っ張って、6年生が大事な場面で活躍して、そして勝利する。』
6年生がメインとなったチームでは普通に考えたらアタリマエのことに思われるでしょうが、今年はなかなかそれをアタリマエにできなかったわけで…
個人の身体成長度や気持ちの面など6年生が満足行く力をなかなか発揮できなかったこの1年間、5年生におんぶに抱っこではいけないんだと監督コーチ陣は何度も君たちに言い続けていたこの1年間。
でも、この日の試合は君たち6年生がヒーローでした。
なんとか流れをもってきたいときに先頭バッターが塁に出てくれて、ツーアウトの中で何球も粘って見事なタイムリーヒットで先制!追加点が欲しいときには、しっかりと塁に出てランナーをためてからの長打で点を重ねていく。試合が動かない中でエースピッチャーは相手に点をやらない気迫のピッチングをしてくれる!
これ全て6年生がやってくれたこと。もう本当に見事なまでに6年生が引っ張り、たくさん活躍してくれたんです。そんな6年生に勇気をもらった5年生が6年生に続けと次々と結果を残していき、チームは勝利をすることができた日。
これこそ監督がやりたかった野球なんです!最後の最後にできたね、6年生!
何故いまの時期に君たちはやり遂げたのだろう、そうだね、やっぱり最後の上部大会となった23区大会で負けたあの悔しさ、君たちが流したあの涙、あの時から君たちは変わったんだよ!だから最後の最後に君たちが私たちに底力を見せてくれたんだね、大人たちは本当に感動してました。
もう遅すぎ!もっと早く見たかった!と言いたいけど、まぁ、でもそこが、なんか君たちらしくってね。
監督があんなにたくさん褒めてくれた日。君たちにとっても忘れられない日となったことでしょうね。
良くがんばったね6年生、ありがとう。