野球がうまくなるためには練習が第一です。でも野球への意識を高めるためには、すごい試合を観て、何がすごいかを感じてくれることが、モチベーションアップには大事だと思った出来事がありましたのでご紹介します。
5年生の兄の試合に2年生の弟を連れて行ったのですが、大きくなったこともあるのでしょうが、珍しく試合をしっかりと観戦してくれました。兄の応援はもちろんですが、ベンチ裏で観戦したということもあってベンチワークをずっと観ていたようです。
さすが高学年、5年生だというのに、大人の指示なく黙々と真剣に、そしてテキパキとベンチワークをこなす先輩達。そういう光景は4年生以下の低学年チームには無い動きだったので、彼にはそれが印象に残ったようです。
でも、最も印象に残ったのは『勝つチームの試合』を観たことのようです。
「いいなぁ、強いって、お兄ちゃんたち勝てていいなぁ」
ベンチワークはもちろん、フィールド上で戦っている選手たちの打つ・走る・守るレベルの高さ、勝つぞという真剣な表情と集中力を間近で感じてもらえたので、連れて行って本当に良かったと思っています。
世代間混合チームの場合は、低学年でも高学年の試合に入ってベンチワークをしながら野球を覚える機会があるでしょうが、カバラホークスでは基本的には世代間別チーム編成をしているので高学年の試合に低学年が参加することはほとんどないです。チャンスがあったら高学年の練習試合に参加させてもらってベンチワークを研修させてみたいですね。そうすれば、少しは野球への意識を高めてもらえるかな。