プレッシャーを感じる練習

子供たちがプレッシャーを感じるサインは実際にアンケートを取ったことが無いのですが“だいたい”こんなもんでしょうか。

 

第1位:バント・スクイズ

第2位:エンドラン

 

チームが勝つために必要なサインだってことをもちろん子供達だってわかっているんです、ここで自分が決めなくてはと。だからこそ、試合中に緊張して、失敗する子がいるんですね。

 

先週の練習では強制的にプレッシャーを感じさせる状況下に置いてそのうえでミスをさせないということを反復練習させました。ミスをしてしまったら罰も設定して。個人で負う罰もあるし、個人のミスをチームで追う罰もあり。

 

私自身も子供のころ、「なんで全員で罰を受けなければならないんだよ!」とイキがっていたことを覚えていますが、指導者はプレッシャーを与えるためのものだったと今になって理解させて頂きました。

 

一方ではプレッシャーを与えずにのびのびとやらせた方が効果が高い練習もあります。例えば、フリーバッティング。ミスが怖くて縮こまってやらせるよりは、空振りでも良いからどこまで飛ばすかやらせた方が良い場合だってあります。

 

このように失敗が許されない中でプレッシャーを感じながらする練習と、ミスをしてもいいからプレッシャーを与えない練習、選手を伸ばす為にはプレッシャーを考慮した練習方法を考えていくのも大事なんだと気づきました。

 

ちなみに、プレッシャーを与えた練習の後の試合で、しっかりとサイン通り決めた子は?

・・・・、残念ながら先週は少なかったです。

 

もっともっと自分たちでプレッシャーを感じながら練習していきましょうね。