カバラ伝統の継承について “思い”は伝わる

カバラ伝統 ~子供たちによるグランド整備や積極的な準備

 

カバラではグランドの整備や用具の準備など基本的には子供達が行います。もちろん、時間がない時や試合前後のグランド整備は大人がやったりと、全てを子供達に任せてるわけではありませんが、基本的には子供達が率先してやる伝統を受け継いでます。

 

ところが土曜日の朝一番ということもあってか、新6年生、新5年生がいつまで経っても準備を始めません。特に最高学年の新6年生は先輩達とともに昨年1年間共に戦ってきたにも関わらず準備を怠ったことで、「何も考えずに先輩たちの姿を見ていたのか!」と監督から大目玉を食らいました。


次の日、グランドに入った新6年生の1人が倉庫へ駆け足で走って行く姿を追って、次から次へと新6年生や新5年生が準備を始めました。この伝統は新6年生のアタリマエ行動として定着して、そしてその姿を見ることによって新5年生に伝統は継承されていくのです

 

 

カバラ伝統 ~しっかりとした挨拶

カバラ伝統のひとつ“しっかりとした挨拶ができる

 

この挨拶に関してお正月の挨拶の様子を当ブログでもご紹介しましたが、“低学年の挨拶ができていない”と残念な結果になったことも記載いたしました。低学年の部員のほとんどは監督と一部コーチ陣以外には挨拶していない現状を嘆いていたほどでしたが、なんと今週になって、新4年生の1人が「しっかりと立ち止まって相手の目を見て挨拶」「監督・コーチ・保護者・すべての関係者への挨拶」をやってくれていたのです!

 

あの新4年生がとうとうやる気を出してくれたか!!!!と本当に嬉しくなりました。この新4年生の先輩の姿を新3年生以下のメンバーも是非とも真似て、カバラ伝統が受け継がれていくことを願っております。


どんな子供たちも最初はなかなかできないことばかりです。でも諦めずに熱く指導していけば、いつかきっと、“思い”は伝わるということがわかりました。カバラでレジェンドとして活躍された諸先輩たちも、こうやって子供たちにカバラ伝統を継承させていったんですね。